2010年9月26日日曜日

『民の見えざる手』

実は1月以上も前に読み終えていてた『民の見えざる手』について…。

大前さんの最新書籍ということで、久々に新刊として買った。最近は切りが無くなってきたのでAmazonの古本で注文していることが多い。あまり先に誰が読んでいたとか気にしないので。。
内容は前回の『心理経済学』の応用編、というか、前回が2007年だから2009年から見た新しいバージョンと言うところかと思った。主張は変わらないが、最新のデータが入っているといった感じ。

簡単な規制緩和やビジョンを持った人材育成を行えば、いくらでも日本は回復するよ!と言ったメッセージだけど、これだけ言っても悪い方しか行かないから、“永田町”というところはやりたくてもやれない、やる気が失せてしまう、思考が停止してしまう、、、といった感じだろうか。


本の最後には、「イザと言う時の為にお金をためているのに、定年後やることがない、という訳のわからない事を言う日本人が多すぎる!!」と嘆いていた。
20代-30代の間はお金があり過ぎて困る、ということはそう無いだろうけど、いつでも稼げるように、また自分の好きなことが出来るように、準備しておくことが重要だろうな。