2009年8月31日月曜日

ケーススタディー(アース製薬)

今週のケーススタディー。
思いのほか良く出来たように気がする~♪


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【課題】
あなたがアース製薬の大塚達也社長とすれば、どのような成長戦略を採るか?

【回答】
殺虫剤の海外販売網を広げるためのフマキラーの買収(株の買い取り)に執着し過ぎず虎視眈々と狙うとして、親会社の大塚製薬が持つ「消費者事業」の海外の販売網に、口腔衛生用品を乗せて海外展開出来ないか検討する。

【理由】
アース製薬は事業の中心は殺虫剤と口腔衛生用品である(*1)。売上は順調に増加しており、その他の業績はほぼ横ばいである(*2)。最大事業である殺虫剤(家庭用一般殺虫剤など)では、国内第1位のシェアを誇っているが、海外への展開は遅れており今後の海外展開は業績向上のためには必須と考えられる(国内市場:約1,000億円、海外市場:約6,000億円)。

海外展開を先駆けて成功させているのは、業界3位のフマキラーである(*3)。アースはフマキラーの筆頭株主である為海外展開の為、株の買い増しを行っているがフマキラーは徹底抗戦をしておりこの先どうなるのか不透明である。フマキラーの株価高騰もあり、敵対的買収は困難であり、また企業文化が異なる可能性もある(*4)
このような状況では、喉から手が出るほど欲しいフマキラーの海外販売であるが、思うように進まない可能性がある為、継続して虎視眈々と狙うほうが良いと考える。

一方、アース製薬の主力事業に「口腔衛生用品」がある(*5 P.15)が、特に「ポリデント」などの義歯関連やハミガキ関連のものが割合が大きい。「口腔衛生用品」は、たとえば高齢者の介護時などに用いられると想定できる(*6)ため、国内外問わず広く展開できると考えられ、アジアなどにおいても小口販売でBOPにもニーズがあると考えられる。

アース製薬は大塚HDのグループ会社であり、資本構成を見ると大塚HDが筆頭株主であり、大塚HDの大塚製薬の割合が最も高い(*7)。故に、親会社である大塚製薬の海外の販売網や販売展開(ノウハウ)を利用して(*8)、アースの「口腔衛生用品」の販売が可能であると考えられる。
大塚製薬は、「ポカリスウェット」「SOYJOY」などの「消費者関連事業」も強い。よって、アース製薬が対象としている消費者とも合致すると考えられる為、このルートで海外への販売が可能でないか検討したい。


【参考】
(*1) 添付ファイル参照
(*2) http://www.earth-chem.co.jp/ir/financial/hilight1.html
(*3) http://www.fumakilla.co.jp/company/division/network.html
(*4) http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090815/biz0908151801004-n1.htm
(*5) http://www.earth-chem.co.jp/ir/library/pdf/09.2Q_setsumeikai.pdf
(*6) http://item.rakuten.co.jp/magokorobin/10002756/
(*7) http://mbcs.jp/at/2008/08/
(*8) http://www.otsuka.co.jp/company/profile/business/international.html
(*9) http://www.otsuka.co.jp/company/profile/business/

・添付ファイル

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【大前解説】
●アースは良い会社
●日本が17%市場とは考えにくい。日本は蚊に敏感?(データの取り方に疑問あり)
●蚊や伝染病などの発症はWHOとかのサイトでしらべるのが良い。
●大米のメーカー動向は?
→大手は撤退している市場(殺虫剤市場)であることが分かる。
●大塚グループの販売ルートがあるが、やらないと思う。ポカリと殺虫剤、ボンカレーと殺虫剤は一緒に売るわけにいかない。離れていることに意味があるので、独自路線が必要。
●住友化学と一緒になる。住友化学から住友エンピロサイエンスを譲ってもらう。
→殺虫剤原料の世界シェアの8割持っている。原材料を抑えて、カヤと殺虫剤を売っていく。
→海外の企業を買収するのは難しい。

【反省】
・途中までほぼ同じで、添付の図は似たようなものを用いていた:-)。
・しかしながら世界のメーカーについては詳しく調べていなかった。
・フマキラーを買収することは困難とする理由は自分と全く一緒であった。
・大塚の販売ルートを活用する方法は、大前案の2番手あたりにあったが、上記の理由で独自路線でないと売れないという結論を出していた。しかしながら、自分の案が入っていることは余りないことなので、よかったのかな(?)
・ポカリと殺虫剤を一緒に売るのは・・・確かにダメだな。ポカリと歯ブラシ、ポカリとモンダミンはどうかな。。行けるかな。。。
・世界の伝染病は、こういうのを見つけられたらより議論が広がったかも知れないと思った→※※

【今後】
この調子でなんとか食らいつくぞ~

2009年8月25日火曜日

フィンランドすごいよ②(福祉編)

続いて福祉について。

これまたすごい。基本的に病気になっても完璧に定額で治してくれる。歯医者行っても何本でも700円くらい。歯石取るだけなら500円くらいらしい。
なんでこういうことが出来るかというと、全ては税金で賄われている。
教育、福祉が充実していることは有名で、税金が高いということもまた有名。では実際どのくらいか…。

日本人にはあまり感じられないようだが、物価が高い(日本と同じくらい)。なのでヨーロッパの他の国の留学生などは生活が大変らしい。
日本と食料品などは変わらないので自炊であればそれほど問題はないようだけど、外食だとやはり割り増し。車に至っては2倍以上するらしいので、物によっては日本よりも遥かに上か。

そのほとんどが税金。主なものの消費税を数字で見ると…。
・食料品 :17%
・その他 :22%
・ガソリン:60%
なので、大体20%以上は税金なので、日本の消費税5%なんて可愛いもんだ。

所得税も多い。
・基本的に20%
・ちょっと給料が増えると30%(具体的には示されていなかったけど)
とにかく高い。

日本(年収別)はというと、
・195万未満   :5%
・195万~330万 :10%
・330万~695万 :20%
・695万~900万 :23%
・900万~1,800万:30%
・1,800万以上  :40%
なので、フィンランドでの生活は大変そうだ~。

ところが、国民からの不満の声はほとんどない。
皆、その恩恵を受けているから問題ないようだ。教育費も、医療費もほとんど掛からない。
だから良いとの事。更に税金の使い方はガラス張りで、変な使い方をしていたら国民が黙っちゃいない(素晴らしい。日本で吠えるのは民主党とみんなの党:-P)。
こうすると、たとえば病院に行きたい放題か!?という考えも出るが、フィンランド人は「みんなのお金」という感覚があるからそういうことが起きない(みんなの党とは大違い)。なので簡単には病院に行かない。風邪引いても自分で治す。インフルエンザも気合で治す。どうしようもなくなったら初めて病院に行く。
これは良いのかわからないけど。

介護は充実していて、その道のプロが沢山いる。なので、必要になったら親の介護もプロにやってもらう。その方が良いみたい。だから親子は別々に暮らして一緒に住まない。一見親子間は冷めているように聞こえるけど、そうでもない。心は通じ合っているようだ。300キロ離れていても、400キロ離れていても、統計を見ると週に1度以上、親子で会う割合は60%を超えている。介護はプロに任せられるのも、決して好き嫌いの問題ではなく、安心して任せられる介護者であるし、親子間の信頼関係があればこそのように見える。

単純に福祉が充実していると言われているけど、中身はこうなっている。はっきり言えることは助け合いの精神がこの国にはあるということだろう。
これを日本に導入することはまず無理だと思われる。参考にはなるけど解決策にはならないな。

老後は安心だ!日本は危険なのでフィンランドに住みたいなぁと単純に思っていたけど、覚悟が必要だ(ビザもどうなのかわからないし)と思った。更に寒いし…。フィンランド語暗いし…。

とにかく魅力的な国であることは間違いない。
一度訪れたい国である。

フィンランドすごいよ①。(教育編)

勝手にいつかフィンランドに住むもんだと思っていた(全く根拠がない)ので目に付いたフィンランド関係の本(『フィンランド 豊かさのメソッド』著:堀内都喜子)を読んでみた。ん~、すごいね。魅力的な国です。
ただフィンランドを調べてかじった現状としては住むのはどうなんだろうか…と勝手に要検討事項になりました。
よく教育と福祉が素晴らしいと言われるけど、具体的に何が優れていてその理由に関しては不明だったのでとても勉強になる1冊でした。

ということで忘れないようにかんた~んに纏めておこうと思う。

【教育】
これは日本とは全然違う。

とりあえず、フィンランドは子供の頃から考える力を身につけるように教育されているからPISA2006(子供の学力調査)や国際競争力ランキングで4年連続1位になっていた(2001年~2004年)とされているけど、どうやら違うみたい。正確に言うと、その通りかもしれないけれどその背景まで知ると違うと言わざるを得ない。

決定的に違うのは大学・大学院の高等教育の機関のあり方と思う。
偏差値がないとかそういう概念の問題ではなくて、純粋に学校間での学力の差がない。日本のように東大を頂点としたピラミッドの構造ではない。なので何処の大学に入っていても関係ないということになる。それ故、一人暮らしをするとか地方から都心に出る(逆もしかり)とかがない。皆家から最も近い大学にいくことになる(これが家庭での教育が進んでいる理由の一つに繋がると思う)。

こういった背景なので、何処の大学に行ったか?よりも何を学んだか?が重要になってくる。かなり自然な流れだ。そして大学・大学院は一旦社会人になった人が入学するケースも多いので卒業後は即戦力になるように教育がなされる。なので、繰り返しになるけど、何を学んだか、が本当に大切。そういうことだから資格試験が基本的にない。なぜならそれ相応の教育を大学・大学院で受けているのだから必要ないということだ。とても理に叶っている。
日本の教育とは背景や構造が全然違うから、「日本教育は受験の詰め込みでなくてフィンランドのように考える力を身につけるように…」「ゆとり教育ではなくて考えさせる訓練を…」という議論は全く的を得ていないということが良くわかる。

何を学んだかが重視されていて、大学・大学院を卒業したものは即戦力かつ就職に有利になるからある意味学歴社会ではあるけれど、学校は何処でも同じなので派閥みたいなものは基本存在しない。なので皆尊敬しあうことが出来ると思う。
結局学歴社会で、大学に進学したくても経済的に進学できない人はどうなるんだという考えもあるが、全く問題ない。なぜなら学費は全て無料だからだ。ほぼ全て税金で賄われている。国として若い年代の人材教育には力を入れていることになる(これは留学生も該当することがある)。

これに繋がるように教師は、最も尊敬される憧れの職種に入る。生半可な気持ちでは教師になれない。入学も難しく卒業も難しい。途中で諦める人も出てくる。教師は免許(?)が必要(もしかしたら採用試験だったかな)なので、留年している人も沢山いる。それくらい人気でレベルが高い。このような志も高く、無料で勉強させて頂いている方が初等教育の教師になるのだから、良い人材が育ちそうだ。
初等教育では、落ちこぼれを作らない教育が進められる。仮に進級させても付いていけないと判断したら、教師同士、親が真剣に話し合って別途個別の指導をすることもある。大量生産ではなくて、OnetoOneマーケティングのように一対一で対応して教育を行っている。なので、PISAで1位という成果が出るのだろう。
最終的に何処の大学に行くか?ではなくて、何を学びたいのか?あるいは学びたくないのか?と決めるのは自分自身になるので自然と考える力が身につくし、そういう教育を行わないと子供たちが困ることになるので、教師も親も教育に熱心になるのだと思う。

こうみるとそれは若い年代から優秀な人材が働いているのだろうと思うけれど、実際はそうでもない。大学・大学院は一旦社会に出てからやりたい勉強をじっくり時間を掛けて(時には10年とか)勉強しているので、最年少で!とかそういう競争は国内にはない様子。とてものんびりしていて、フィンランド人は国際競争力ランキング1位であることにはあまり関心がないようで、「私たちは普通のことをしているだけ。」と言っているみたい。
優れた教育で是非受けてみたいけれど、日本人の感覚にはない時間感覚だし、教育を受けて日本に戻ってきたら現実逃避しそうだから難しい。


教育というものは余程信念がないと務まらないと感じた。サラリーマン的な教師であればいくらでも務まるだろうが…。
ちなみに自分自身は育とうと言う意志のある人間には教育をすることが出来るけど、そうじゃないやる気のない人を育てるほど教育には熱心ではないみたい(涙)。ただ、アフリカの難民キャンプとかの支援とか、人材を教育して難民を移動させるとかには関心があるらしい。
もしかしたら、日本にいるに対しては
「この仕事は向いてなさそうだし他の仕事したほうが会社も本人にも良いだろうな。。」とか
「会社をクビになっても、のたれ死んだりしないし。」と思ってしまっているのかもしれない。
まぁ、これから変わるのかもしれないけど、本を読んだり他の国、人、業界etcを知ることは現時点の自分を知ることにもなるんだなぁ~と思ってみた。

次は福祉について纏めてみよう。

2009年8月24日月曜日

ケーススタディー(静岡県知事)

今週は企業の社長ではなくて政治家として、ケーススタディー♪
我ながら論理的にナイス回答!と思っていたが、解決案がいまいち。難しいね・・。
ただ、中々楽しかった。

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【課題】
あなたが川勝平太静岡県知事とすれば前任者の残した静岡空港をどうするか?

【回答】
県民に謝って空港を閉鎖し、アウトレット(ショッピングモール)やアミューズメント施設に変える。

【理由】
東に羽田空港、西に中部空港があり、富士山静岡空港の存在価値はほとんどない(利用者がいない、利用者へのメリットは一部の人間のみ)。
霧の影響もあり着陸困難なケースも多々あり安定的なフライトも困難である。霧の影響をCSTⅢの導入(少なくとも約80億円投資が必要)により回避することは可能であるが、もともとの空港に対するニーズや利便性はないと言っても過言ではない(*1)。

静岡県は観光による来訪者は、国内第5位(1位:伊豆エリア、2位:富士山エリア)であり元々国内の観光客は多い。就航している路線は、新千歳、小松、福岡、熊本、鹿児島、那覇であり、それぞれ1~3便(/1日)であり少ない。都合の良い時間帯等を考えると羽田に飛んでから新幹線(羽田-静岡:電車-新幹線)で移動しても
1時間程度であり、絶対的な必要性はないと考えられる(*2)(*3)。

国際線に関しては、韓国と上海であり徐々に拡大を模索しているが、静岡のみの観光を行う外国人がどれだけ存在するのか不透明である為(静岡県の外国人宿泊客は10位、東京の約1/15程度)、国際線の意義があるかも不透明である(*2)。

貨物に関しては、滑走路が最大2,500mであるため大型便は飛べず、アジア諸国からの玄関としての可能性はあるが、羽田、中部に挟まれた状態でありよほど着陸料を安くしないと利用するメリットは見受けられない。FEDEXに関していえば成田と関空に特化(中部から撤退)といったニュースも流れている(*4)。

このような状態で、無理やり富士山静岡空港を存続させ、運営していってもジリ貧になって手が付けられなくなるのは目に見えている。よって、空港としての機能は止め、県民に誤る。

空港を開始するに当たり、沢山の雇用が発生している為県民の雇用を守る義務は考えられる。
よって、高速道路から10分-15分であるという立地のメリットを活かし、アウトレットなどのショッピングモールやアミューズメント施設を建設・誘致し雇用の創出を行う。
静岡県にはショッピングモールが東名高速沿いにいくつかあるが、幸いにして島田市(空港がある場所)の付近には存在しない(*5)。御殿場のアウトレットともかけ離れている為魅力的な施設を建設すれば、高速1000円を足がかりに集客を見込めれば、空港事業よりは十分に採算が合うのではないかと考える。


【参考】
(*1) http://www.bbt757.com/svlAirCampus/mes/15139/692 
(*2) http://www3.at-s.com/ten/html/column_sizuoka/02.html
(*3) http://www.pref.shizuoka.jp/kuukou/contents/gaiyo/yotei.html
(*4) http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112700196&genre=B1&area=O10
(*5) http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&lr=lang_ja&um=1&ie=UTF-8&q=%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E3%80%80%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB&fb=1&split=1&gl=jp&ei=LA2RSp8umIboA8bBheYK&sa=X&oi=local_group&ct=image&resnum=1
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【大前解説】
●基本的に「富士山静岡空港はいらないのに作ってしまった空港で名前の割に富士山からはめちゃくちゃ遠い。羽田から富士山と等距離。
●他の空港を見ると、松本、福島→残ったのは千歳、伊丹、福岡だけになっている。
→余計なところの路線に金をかけ過ぎている。
●国際貨物便は24時間でないと出来ない(現在は7:30-20:30)
→貨物には全く使えない。
●インチョンをハブにしてEUに行ったり出来るようにここにLCCのシャトルを飛ばす。
●ローコストキャリア(LCC)を呼んで経営してもらうJAL、ANAと契約をやめる必要がある。
●3年やってダメだったら閉鎖にする。

【反省点】
・貨物便の時間を検討していなかった。
・LCCを飛ばすという方法は検討していたが、LCCのみにしてハブ空港を成田でなくインチョンにするという発想の転換は全くなかった。
・結論としていずれ閉鎖になるという考えは同様であったが、より良い改善案が見つからなかったため廃止にするという結論を出したので、課題解決の案が弱い。
・地図を見て位置確認することは出来たため以前より考えやすかった。

【今後】
・2年時の問題解決思考を頑張ろうと思う。

2009年8月17日月曜日

ケーススタディー(Jフロントリテイリング)

一週前のケーススタディー。
他の試験が重なって、回答を提出した人が9人だった…。

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【課題】
あなたがJ.フロントリテイリングの奥田務社長兼CEOとすれば合併効果が一向に上がっていない現状をどのように改善するか?

【回答】
メーカーなどと提携して大丸バージョン、松坂屋バージョンのオリジナル商品を開発し、Jフロントの特徴を示しながら収益の一端を担わせる。

【理由】
百貨店は、軒並み売上・利益が対前年割れの状態であり、J・フロントも急激に業績が悪化している。消費の低迷から高級品を扱う百貨店離れが加速しているが、特にJ・フロントは他の百貨店と比べて特徴がなく、規模の大きさだけでは戦える状態ではない。
合併におけるシステム等の統合は他社と比べて進んではいるものの、業績向上、イメージ向上のシナジーが出せていない。

他社と異なる商品ラインナップを持つために、テナント店の支払い分率を低下させて、品揃えを増やすことも可能であるが、駅ビルなどの後追いになる為得策ではない。また立地を生かしたディベロッパー的業務も可能であるが、百貨店の人気が低い状態では勝算が少ない。

J・フロントは、テナントとPBは8:2の割合となっており、テナント商品の売上が悪く収益の足を引っ張っている。よって高収益を目指し、何らかの特徴を示すには、PB商品の開発を行う必要がある。

顧客のターゲット、商品のコンセプトを明確にして、衣類だけに限らず開発が可能なオリジナル商品を賛同してくれるメーカーと協力しながら開発したい。

【参考】
http://www.bbt757.com/svlAirCampus/mes/15139/392 (根本さん)
図1(松村作成)
http://www.bbt757.com/svlAirCampus/mes/15139/383 (林祐介さん)

図1

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【大前回答】
銀座の松坂屋は立地が最高なのに客がいない。もったいない。あそこは立地を生かして25%の賃貸をもらってビジネスモデルを変えてしまう。銀座の街に並んでいるブランド店などを呼んで、縦に並べてしまうイメージ。

【反省点】
・雑誌や記事をまとめて独自の表(図1)を作成した分析方法に関してはTAの方よりおほめの言葉を頂けたが、問題の本質であるKFSには届いていない。
・テナントになるのは、人気がないので無理という結論を出したが、地図で確認すると立地は良いことに気づいた。実際に百貨店に足を運んだことも、地図上で何処にあるかも確認していなかったためイメージが沸きにくかった。

【その後】
ちなみに松坂屋(銀座)に行ってみたけど、確かにしょぼかった…。あれでは客が来ない。
近くの松屋は外観もきれいで、客足もあった。
立地は良いのに…という大前研一の話が気になったが、実際は百貨店としては余り良くないみたいです。低価格の商品を扱っているゾーンに位置しているので、高級品を買い求める顧客の流れは反対側に行ってしまいます…。おみかんさんに聞きました。



やっぱり、現場に足を運んで直接目で見て、話を聞かないと良い結論は出せないと思った。

2009年8月2日日曜日

1年時全講義視聴終了!

漸く1年時の全授業の視聴が終了した。あとは試験を待つのみ。
オンラインテスト(時間指定されていて、問題提示から時間内にネット上に送信する)が来週の日曜日に1つ。後は論文形式で、これから3週間の間に計4つ提出すれば無事に終了となる。

ちなみに本日も大前研一授業のオンライン試験があった。

問題提示から2時間以内に800文字で論文を書いて提出。時間オーバーしたり、文字オーバーしたり、ネット回線が壊れてもダメ。結構怖い。
まぁ、株の売買するときも最高のタイミングでネット回線がおかしくなったら成立しないし、大損する可能性もあるから似たようなものだな。

そんな試験を受けた。

これからの試験もあるので、まだまだなんとも言えないが、7月に入ってからまさに激務だった。7月の3連休を除いて、正直まったく遊んでない・・・。
お酒も飲んでない(仕事のお付き合い除く)。
基本、帰宅後すぐに勉強。土日の仕事もあったので、残りの時間は基本勉強。ずっとパソコンに向かっていた。

先輩の話によると、1年時のもっともハードと言われている「マーケティング概論」「アカウンティング」「Branding」が見事に重なった。さらに「統計解析」も選択していたので、あ~れ~という感じ。
ただ後悔はない。やっといてよかったと思える授業ばかりでした。

無事にテストを仕上げて、2年時に向けて鋭気を養いたいものですわ。
ちなみに、試験が終わったら今のうちにたくさん本を読んでおこうと模索中。
講義の振り返りも含めて、またアップしようと思います。
(自分を追い込んでみた…)




↓皆既日食 22,July,2009 in Nagasaki