2010年6月28日月曜日

怒涛の論文ラッシュを終えて…

4-9月のスケジュールの通り、この日曜日までがかなりピークでした。一旦の山場を抜けて、この2週間で4つの試験+2つのケーススタディーがあった。

■「現代の経営戦略」(担当:大前研一)
 ・あなたが目指す経営者像について(レポート2枚、1,200字)
■「国家戦略税制」
 ・あなたが考える国家戦略とか(レポート5枚、4,000字くらい)
■「会社経営の実務」
 ・トヨタの会社力の分析と改善点提案(レポート6枚、5,000字くらい)
■「リーダーシップ」
 ・あなたのリーダーシップスタイルについて(レポート4枚、4,000字くらい)

ケーススタディー
①キタムラ
②日本郵船 *これらは後ほど更新します。

と、まぁ結構忙しかった。
このほかにも「中国金融論」と「企業再生論」の講義とディスカッションは継続されていた。
一回、教育についてのレポートで20枚くらい一気に書いたことあったので、それに比べれば…とは思うけど、教育の時は“引用”を結構使ったから大したことなくて、今回は枚数よりも内容のほうが重要なものばかりだったのでキツカッタ。
そうは言っても、どうなるんだろうと思っていた6月を無事に乗り切れたので一安心。
あとは、「卒研」と↑の書いた二つの科目(企業再生論は面白いけど、ケーススタディーとかがハードでこれまたキツイ)で全て終了。ここまできたので、あとは勢いでやってしまおう。

2010年6月26日土曜日

iPhone4ゲット~



発売翌日に買いました~。

ちょっと土日の課題が忙しいので、終わってからアドレス変更連絡をしたいと思います。

2010年6月20日日曜日

ケーススタディー(JVCケンウッド)

先週のケーススタディー。
一旦参加が途絶えつつあったので、気合いで回答。じっくりロジカルとは言えないお粗末な回答だけど…。

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【回答】
あなたがJVCケンウッドの河原春郎CEOとすれば、いかなるサバイバル戦略を描くか?

【回答】
事業毎に分け、それぞれ売却及び精算する。

【理由】
JVCケンウッドは、統合したもの全くシナジー効果が発揮できず、時価総額は統合前の半分になっている。
業績はコミュニケーションが黒字であるが、その他は軒並み赤字であり、リストラ云々で改善できるものではないと考えられる。
特徴といえばビデオカメラが国内でシェア2位であること、ケンウッド、ビクターという知名度であるが、ビデオカメラですら利益を出せておらず、なおかつ国際競争力という観点からはあるとは言い難い。市場がシュリンクしていく日本でのシェア2位で今後生き残ることは難しいと考える。知名度に関しても同様で、ブランド力においては国内ですら30位にも入っていない。

よって、今後様々なリストラや事業向上の戦略を立てても泥沼にはまる可能性が高いと判断し、売却できる事業は売却し、他の事業は精算したいと考える。
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【大前解説】
・ダメな会社2つくっつけてもやっぱりダメ。
・そもそも統合が間違いだった。(軽い期待で統合している感がある)
・唯一プラスの価値を持っているのはビデオカメラだけ。
・後のディスプレイ、エンタメ、業務用などは清算するしかない。
・カーナビは以前頑張ってボリュームあるけれど、パナソニックが必死になるだろうし、市場もこれ以上伸びないから難しい。
よって
・プラス価値のあるビデオカメラを、サムソンに売る。
・サムソンはソニーと戦っていて、JVCケンウッドのビデオカメラはほしいはず。
・もし売却が不可であれば、パナソニック、キャノンなどのOEMになって全部自分が作ると交渉する。
・これは余り利益は出ないだろうがボリュームが今の3倍になり何とか食っていける形になるので交渉の価値はある。
・カーナビは、パナソニックと統合するという案もあるが、やっぱりダメな会社2つくっつけてもダメなのでやめといた方が良い。
・その他は綺麗に清算する。
・今回のケースは、“反省”が多い内容だった。

【まとめ、反省】
回答にしっかりまとめていないのが大いに反省だけど、これらは撤退した方が良いという考えは同じだった。あとはどこに売るか、とかどれを売るか、とかは全く出来ていなかったのでしっかり考えないといけない。
取り合えず、ハードな中何とか回答を出したので今回は良しとする。

2010年6月17日木曜日

BP原油流出(You tube)

おもしろい!
けど、笑い事じゃない・・・

http://www.youtube.com/watch?v=2AAa0gd7ClM

2010年6月14日月曜日

一気に更新した~(最近の出来事)

ここ約一月は、「経済理論」の試験はなんとか提出したけど、毎週あるケーススタディーも議論に参加出来ず、その上仕事も慌ただしくて、お世話になった先輩の突然の不幸があったり、持病(?)の首が痛くなるし、問題解決思考(新規事業立案講座)のレポート30枚(無事に提出)があるし、なぜかこのタイミングで営業所旅行があるし、何かと時間がなくて疲弊してた。
この土日は東京-埼玉にいたけど、久しぶりにゆっくり出来た(整体にも行ったし)し、卒業までの残り1.5カ月くらいを乗り切れそうだ。
と、買いて気付いたけど、後1.5カ月で卒研提出、8月24日には大前さんと15分間の卒研に関する面談で全てが終了。

今週も、「あなたは今後どんな経営者になりますか~?」「あなたが考える日本の国家戦略はなんですか~?」という壮大な課題に取り組まないといけないので、早速フル回転だ。

ケーススタディー(イオン銀行)

先週(6月1週目)のケーススタディー。
他の課題が終わらず、気づいたら時間切れ。最近ケーススタディーサボり気味(優先順位が下がり気味)

取り合えず、ビジネスモデルが全く違うからセブンと比較しても無理だし、イオンの中で営業時間長くしてもネットバンキングがある現在、あまり意味があるとは思えないし、そもそもなぜこんなビジネス始めたの?といったとこまで考えていてタイムオーバーでした。
土日の営業所旅行が痛かった…(時間取られた)

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【設問】
あなたがイオングループの岡田元也社長とすれば、7&Iのセブン銀行と比べて明らかにうまくいっていないイオン銀行をどうするか?

【回答】

なし
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【大前解説】
・窓口ありのフルバンキングで成功しているところはないに等しい(他の参入した銀行をみても)
・窓口請負銀行サービスをしているセブンとはビジネスモデルが違う。
→ちなみにこの窓口請負サービスは大前さんの特許らしい
なので
・撤退する。清算する。はっきりいって淘汰されるのがおちで、何やってもこのビジネスモデルでは生き残れない。

【まとめ、反省】
次からは参加出来るようにする。
取り合えず、なんでこんなことしてるのか?という疑問は間違いではなかったので良かった。

ケーススタディー(近鉄)

5月30日のケーススタディー。
なんとか提出・・・。

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【課題】
あなたが近畿日本鉄道株式会社の小林哲也社長とすれば開業100周年の今年、次の100年に向けてどのようなビジョンを描くか?

【回答】
地域国家“関西”を発展させるための電鉄のあり方をビジョンに掲げ、電鉄連合を形成するための旗振り役となる。

【理由】
現在国家の反映は地域経済や地域国家の成長が著しくなっており、国内(地域内)だけの内需拡大でなく世界から人金物を呼び込み発展するというこの傾向は今後も継続すると考えられる。日本国内に目を向けても存続していくためには、同様の体制(道州制など)が必要であり、様々な地区(地域・地方とか)が独立して発展することが不可欠である。

関西は大阪、京都、神戸、奈良などが一つの経済圏をとって発展する方向に向かう必要があるため、鉄道に至っても混在している私鉄(阪神、阪急、近鉄、南海、京阪)が一つになり地域国家としての“関西”の発展に向けて取り組むべきである。そして行く行くは日本国全体の移動がより早く、より簡便になる為には、日本全体が一つに繋がる必要があるため、関東の電鉄とも一つになる(乗り換えなし、改札を出ないで移動できる)必要もある。(JR対私鉄といった構図か、提携する場合もありえる)
しかしながら、まずは地域単位で発展することが日本の存続には不可欠であるため、関西の電鉄を一つにまとめることが先決と考える。

今後ネットがさらに発展し、サイバー空間でのビジネスが行われるようになっても物流や人の移動といった行動自体がなくなることはないため、より簡便により早く移動することを目指して取り組んでいく必要がある。(将来的には物流にも着手することを考える必要はある)


*私用続きで参加が少なく申し訳ありません。
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【大前解説】
・100年構想ではあるが、100年後に生き残っていると言いきれる企業など存在しないだろうから、まずは目の前の課題と共に将来の構想を示すべき。
・私鉄連合の旗振り役になるべき。このまま一人でやっていても生き残れないので積極的に入り込んでしまった方がやりやすいはず。
・関西に強いH2O(百貨店:大丸とか)を巻き込んで、百貨店連合も作ってしまう。
・こちらも積極的に働き掛ける。

【まとめ、反省】
最近の方向性として、大前さんは「○○連合」関係が多い。特に中小企業のケーススタディーであるとその傾向が強い。二極化が進んでいる上に、国内はシュリンクだから一人では生きていけないよ、ということなんだろうな、と思う。なんでもそうだけど、仲間を集めた方が行動力、実現力ともに大きくなるから、積極的にしかけるためのリーダーシップが必要だな。
これは企業も政治も全てに共通することだ。

ケーススタディー(ニコニコレンタカー)

5月20日前後のケーススタディー。

おサボりしました。

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【設問】
あなたがニコニコレンタカーの坂見鹿郎社長とすれば、今後5年以内にいかにして日本一の座を築くか?

【回答】

なし

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【大前解説】
・今はガソリンスタンドを拠点に事業実施。他の駅前レンタカーとは少し違う。
・価格は安い(かなり破格、6時間で2525円:ニコニコ、オリックスは6時間で5250円)
→ガソリンとかそのあたりは同じ。超近距離移動だけならタクシーの方が安い
・していうなら立地が悪い。
・ターゲットは地方の観光客が収益源(業界として)
なので
・GSまで自転車レンタルをして、SSに来てもらう
・無人レンタカー
など
・ちなみに、自動車のレンタルよりも自転車のレンタルの方が実は割高。車両代とレンタル料金を比較してみると10倍くらい割高になっているので、自転車レンタルは結構おいしいビジネス。

【まとめ】
議論に参加しつつ、最後に燃えつきました。

ケーススタディー(ウォーレンバフェット)

約1月前のケーススタディー。忙しさにかまけてだいぶ途絶えていました・・・。

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【課題】
あなたがバークシャーハザウエイのウオーレンバフェットとすれば、日本企業に投資するかも知れないと発表しているが、具体的にはどこに投資するか?

【回答】
武田薬品に投資してみる。

【理由】
バフェットの投資スタイルは、
 -自分の理解出来る業界に投資する
 -明日市場が閉まっても全く動じないような銘柄に投資し、長期間保有する
 -経営陣に対しては方向性が問題なければ一々注文をしない
が大きな特徴のように考えられる。

よって、日本で長期間投資し株価向上が期待できるのは、地力があるが現在株価が低迷しているような企業であると考える。よって以下の企業が候補と考えられる。

・JR東日本
・トヨタ自動車
・武田薬品工業

JR東はJALを買収して一気に日本のインフラを整えられるというチャンスがあったにもかかわらず行動をしておらず経営陣に対する経営については一々注文をすることになると考えられ自身のスタイルには合わない。

トヨタ自動車と武田薬品工業は、前者は米国のリコール問題等、後者は米国の特許切れ等によりもう少し低迷時期が続くと考えられる。しかしながら、問題が一旦落ち着けば経営の方向性は間違っていないと考えられるので長期的に保有すれば株価は上昇する期待が持てる。

そして、「あなたがバフェットであれば…」であるため、私がバフェットとすれば良く知っている業界は製薬業界である。よって武田薬品工業に投資する。

【参考】
・JR東日本 株価
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=9020
・トヨタ自動車
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=7203
・武田薬品
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=4502
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【大前解説】
・バークシャーはS&P500と利益率を比較すると比べ物にならない成績(100倍くらい違う?)
・結構堅実的な長期投資で、自分が良く知っているものに投資。
(具体的に大前研一ならば…)
・日立、ニトリ、ファーストリテイリング、JR東とか
・一つと言われれば、日立。
→原発など含めて長期投資の観点からすると良いと思う。

【反省、まとめ】
投資、資産運用はど素人なので良く分からないけれど、問題発見から解決策を考えるという点では今回も一緒の進め方だった。実力があるけど、現在株価低迷中、長期的にみると回復して成長するものに投資をすべきということだった。
これらは、鉄則と言えば鉄則なんだろうけど。売り買いの投機は、バフェットはしないし、個人的にもしたくないかな。