2010年6月14日月曜日

ケーススタディー(近鉄)

5月30日のケーススタディー。
なんとか提出・・・。

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【課題】
あなたが近畿日本鉄道株式会社の小林哲也社長とすれば開業100周年の今年、次の100年に向けてどのようなビジョンを描くか?

【回答】
地域国家“関西”を発展させるための電鉄のあり方をビジョンに掲げ、電鉄連合を形成するための旗振り役となる。

【理由】
現在国家の反映は地域経済や地域国家の成長が著しくなっており、国内(地域内)だけの内需拡大でなく世界から人金物を呼び込み発展するというこの傾向は今後も継続すると考えられる。日本国内に目を向けても存続していくためには、同様の体制(道州制など)が必要であり、様々な地区(地域・地方とか)が独立して発展することが不可欠である。

関西は大阪、京都、神戸、奈良などが一つの経済圏をとって発展する方向に向かう必要があるため、鉄道に至っても混在している私鉄(阪神、阪急、近鉄、南海、京阪)が一つになり地域国家としての“関西”の発展に向けて取り組むべきである。そして行く行くは日本国全体の移動がより早く、より簡便になる為には、日本全体が一つに繋がる必要があるため、関東の電鉄とも一つになる(乗り換えなし、改札を出ないで移動できる)必要もある。(JR対私鉄といった構図か、提携する場合もありえる)
しかしながら、まずは地域単位で発展することが日本の存続には不可欠であるため、関西の電鉄を一つにまとめることが先決と考える。

今後ネットがさらに発展し、サイバー空間でのビジネスが行われるようになっても物流や人の移動といった行動自体がなくなることはないため、より簡便により早く移動することを目指して取り組んでいく必要がある。(将来的には物流にも着手することを考える必要はある)


*私用続きで参加が少なく申し訳ありません。
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【大前解説】
・100年構想ではあるが、100年後に生き残っていると言いきれる企業など存在しないだろうから、まずは目の前の課題と共に将来の構想を示すべき。
・私鉄連合の旗振り役になるべき。このまま一人でやっていても生き残れないので積極的に入り込んでしまった方がやりやすいはず。
・関西に強いH2O(百貨店:大丸とか)を巻き込んで、百貨店連合も作ってしまう。
・こちらも積極的に働き掛ける。

【まとめ、反省】
最近の方向性として、大前さんは「○○連合」関係が多い。特に中小企業のケーススタディーであるとその傾向が強い。二極化が進んでいる上に、国内はシュリンクだから一人では生きていけないよ、ということなんだろうな、と思う。なんでもそうだけど、仲間を集めた方が行動力、実現力ともに大きくなるから、積極的にしかけるためのリーダーシップが必要だな。
これは企業も政治も全てに共通することだ。

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