2010年3月22日月曜日

世界はここまで行ってしまうのか…(FORTUNEより)



大前ライブで今月の『FORTUNE』にある記事が紹介されたけど、強烈だった。一気に思考が吹っ飛んだ気がした。

「ウォルマート、GE、ペプシコなどは軍人のエリートを採用している」
というもの、内容はもっと突っ込んでいて…。
・イラク、アフガンで「実戦経験」を積んだ軍人をどんどん採用したいらしい。
・理由は、不確定な状況の中で更なる変化に対応して、リーダーシップを発揮し知識を総動員して何らかのアクションを取っているため。
・若くして実戦経験を積んだ軍人にMBAを取得させて企業人に変えていく。

性別取らずに何人か特集されていてその方々の経歴も紹介されていたけど、皆このパターンでこれからMBAを取得して企業人になるという若者(30歳前半)だった。

うーん。ここまで世界は行ってしまうのか…と思い知らされたけど、確かに軍人上がりでしっかりMBAで勉強してビジネスをやられたら、その実行力やリーダーシップ、マインドなどは「ずっと企業人でした」という人と比べても高い可能性があるし、なにより「何かをやってくれそうな予感」はぷんぷんする。

(「日本人は草食系です。」とか冗談で言っているのは良いけれど、最近はリアルに草食系になってきているから笑えないな。)

軍人養成学校(日本で言う防衛大学とか)卒業して、ちょっと経ったら直ぐにイラク、アフガニスタンなどに送り込まれて、とにかく生きて周りを纏め上げ、結果を出してきた人たち。普通にやっていたら絶対に勝てないと思った。そしてこの「実戦経験を積んでいる」という点が採用のポイントだそうだ。
人もそうだけど企業側もどんどん進んでいているな。

2 件のコメント:

tomokolea さんのコメント...

すごい面白いね~。
たしかに、受験戦争に勝ち抜いて、大学でのんびり遊んで、でも大学のブランドでいい企業に就職できちゃう日本のエリートよりずっと統率力・考える力がありそうな気がする。

mushimaru さんのコメント...

まいっちゃうよね。『カラオケキャピタリズム』じゃないけど、非常識にならないと生き残れないね。何か通用する自分の強みを持っていないと。