2009年7月18日土曜日

CSR活動は言うべきか、言わないべきか

Brandingの講義の中で、「CSR活動は周囲に公表すべき」という意見と「CSR活動は当たり前だから公表する必要はない」という意見があるようだ。「言った方が良いんじゃないの、ありのままに伝えれば…悪い事ではないし企業の姿勢や人となりが理解され易い」というのが個人的意見。そこまで深く考えていなかったけど。
またこれから色々議論が始まるのかな…。

アフラックの副会長であるチャールズ・レイク氏との対談を聴講したけど、アフラックとしては「公表する!」ときっぱり言い切っていた。外資系だし、当然だなと思う一方、日本は美学的に「公表する!」と断言できないのかなとも思う。
ただ公表の仕方も戦略的で、とても勉強になった。
公表するといってもただ単に「やりましたー!!」ではないとのこと。一緒に仕事をしているアソシエイトの方を中心に伝達し、戦略的にターゲットを決めて伝えている様子。もちろん経営理念から外れていることはしないので、効果的な方法であると感じた。この辺もマーケティングの知識や実行力が問われるのだろうと思う。

最後に好きな言葉は、

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

外資系の企業、外国人とは思えないほどの教養であるが、こういった姿勢が長くCSR活動を行えるし、将来的にも反映していく秘訣なんだろうと思う(実際、小中学と日本にいたみたいだけど)。保険会社というと何となくぼったくりのイメージが強いけど、今後は中身もよーく見ながら判断していこうと反省しました~。

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