2009年7月17日金曜日

Demography (America)

マーケティングの講義で、ターゲットを見極める上でDemographyを考えた。
今回はアメリカについて学んだが、「えーこんなに違うのか・・・」とビビった。行ったことないし住んだこともないから井の中の蛙だなと感じた次第。

基本的に伝統的な家族構成は、こう。
■両親、子供2人、自動車2台、ペット

これは、なんとなくわかる。でっかい家に庭があって、TVで見るまんま。
で、勝手に想像していると実際のデータは違うことが判明。

裏のデータは、こうなっている。
■18歳以下の33%は片親。
■アフリカン・アメリカンでは、46%が片親。11%はその他。
■アフリカン・アメリカンでは、新生児の69%がシングルマザーの元に生まれる。
■全米でも、新生児の33%はシングルマザーの元に生まれる。

ということは、伝統的な家族は少なくなっているのか、その家族は血が繋がっていないのか、ということになる。特にアフリカン・アメリカンになるとデータが明らかに変わっているし、ブラックな部分が見えてくるような気がする。

更に恐ろしかったのが、犯罪と貧困のデータ。
■全米収監人口は、230万人(100人に1人)←人口3億人だから割合はもう少し少ないかも。
■黒人男性だと15人に1人
■黒人男性の内、20歳~34歳だと9人に1人。
■ハイスクール卒業率は、郊外は80%、都市部は50%。

9人に1人って多すぎない?って思ったけど、そんな感じなのかな。
こういうデータ見ると、セグメント見極める時も単純な市場データに加えて、このDemographyや、ソフトな部分(宗教とか)も十分に加味しないと海外進出は成功しないなと感じた。

郊外のほうが卒業率が高いのは、真面目に学校行くのかな。都心部は危険が一杯!?なのかな。
この辺は行って、住んでみないとわからないね。

【参考】
アメリカの人口ピラミッド
http://www.census.gov/cgi-bin/ipc/idbpyrs.pl?cty=US&out=d&ymax=250

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