2010年2月9日火曜日

IFRSが適用されると・・・

今月はIFRS(International Financial Reporting Standards:国際会計基準)について学んで、適用されるとどうなるか?と言った議論をしている(「現代の経営戦略論」担当:大前研一)。
先月は、今後の経済の見通しだった。
分けわかんないから、大変だけどクラスの人も大変らしい。TAが引っ張ってくれている。

今のところ簡単にだけど、売上の計上の仕方、研究開発費の計上の仕方が変わって企業価値に変化が生まれるだろう。

■売上
・メーカー → 卸 → 小売

っていうものの流れがあって、今まではメーカーは卸に売り切れば「売上」だった。
今回からは、色々ある(リスクの評価とか細かい話でまだ誰も良く分かっていない)けれど、小売までものが流れて初めてメーカーの「売上」になるっぽい。
ってことは、年度末とか売上が足りない時にメーカーのパワーで卸に在庫満タンにさせて売り上げるということが使えなくなる。
より実態に合うけれど、そうなると卸の役割がまた一つなくなって存在価値が減っていくかもしれない。


■研究開発費
・今までは「費用」扱い。
→だから、一気に研究開発費を費用計上して、意図的に「利益」を減らして「節税」していた(税金は利益×税率で計算される)。

・今回から開発費は「資産」扱い(いちを基準がある)
→となると、税金が増える…。より効率的な開発になって成果主義に陥りやすくなる(?)。スピード重視で、市場のニーズとのタイミングを間違えて売れない(?)。とかが起こりそう…


ちなみにポイント(マイルとか利用した場合の企業の会計の仕方)に関しても変わるっぽい。
TAが紹介してくれたヤツで纏まっているのでメモ代わりに載せておく。

http://www.shinnihon.or.jp/knowledge/library/issue/infosensor/2007_12/2007_12_09.pdf

適用はまだ先だけど、準備は早い方が良いと思う。

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