2010年4月18日日曜日

『とにかく、やってみよう!(Feel the Fear and Do It Anyway)』

クラスの誰かに紹介されて本棚に並んであった『とにかくやってみよう!』(著:スーザン・ジェファーズ)を読んでみた。
こういう類はスイスイ読めるから気が楽だ。ひとつ前の『考える技術・書く技術』とかマッキンゼー関係は理解するのに時間が掛かって結構ストレスになる(読み終えるとその分爽快!)。


不安がテーマだけど、自立と自信についての関係がポイントかな、と思った。

    不安←→自立←→自信

今までは、「不安が経験などによって自信になり、そうするとだんだん自立出来るようになる」と思っていたけど、この本では「自立すれば、不安がなくなって自信がつく」と言っている気がした。

少し内容について…

■なぜ不安になるのか
 -自分の経験していないことは不安になる
 -何かに依存していると、失うことに対して不安になる
 -不安から逃げるともっと不安になる

⇒不安を取り除く方法は不安でも行動してみること
⇒何かに依存せずに自立すること
⇒そして、何が起きても自分でなんとか出来ると自分の能力を信じること


*その為のエッセンスが色々書かれていた。

①「出来る」などポジティブなことを声に出していう。
→声に出しても不安は消えないし、自信もつかないけど、声によって脳など潜在的意識の中に「自分は出来る」という信号が植えつけられる。

②被害者を演じない
→あるもの(ひと、ものなど全て)を失っても、被害者にならない。
→「失って悲しみに明け暮れるか、出会えたことに感謝するか」これは本人次第の問題

③○○が自分の全て、というものを作らない
→②になりやすい。
→色々な自分の領域(仕事、家族、趣味、友人、一人の時間、ペット、などなど)を持っているほうが精神的なバランスが良い。

④しっかり選択すること
→二つの方法があって、選んだほうが失敗したとき悲しいがそうではない。
→良い経験をした、と考える。

⑤見返りを求めず与える人になる
→何か見返りを持って与えていると、見返りがない時に悪い感情が起きる。
→むしろ見返りを持たない方が、多くのものを得られることが多い。

などなど


とまぁ、こんな感じでした。
本当はもっとあるんだけど…。

言っていることはもっともでどこかで聞いたことあるようなものを綺麗にまとめてくれていたという印象を持った。
②③に関しては本当に難しいと思うけど、自分が幸せな状態になる(そういう精神状態でいる)ためには必要なことかとも思う。前向きであればあるほど、内から秘められるパワーは計り知れないと思うので。

新しい発見としては、「依存している状態が不安な状態」ということ。
良くあるのが、「今の会社がなくなったら…」ということかな。。。

自立と自信は表裏一体ということでした。
なんか纏まりのない内容になってしまった…。

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