2009年11月2日月曜日

思うようにMECEでツリーが書けない・・・問題解決思考(演習2)

問題解決思考の演習2。この前と同じで2つのビジネススクールの生徒数の違いの原因を探すという演習。
久しぶりだったので頭の回転が遅かったけど、4枚チャートを描いて分析した。
チャート1

チャート2

チャート3

チャート4

ということで、説明会後の入学率が低いのが目立った為、説明の仕方に差があるのではないか、なのでここを改善すべきではないかと考えた。
【解説】
●陥りやすいパターン
 ①比較をするとなると単年で見て時系列で見ないことが多い
 ②MECE(加減乗除)で考えていない
 →たとえば、入学者=資料請求者×請求者入学率 とか
 ③思いつく答えに飛びついてしまう。
●MECEのツリーを書いて考える
 ・入学者=資料請求者×請求者入学率
 ・請求者入学率=請求者説明会申込率×説明会申込者の参加率×説明会参加者の入学率
 →このように分解できる。
 ・資料請求者=メディア経由者(新聞やテレビなど)+非メディア経由者(口コミ、卒業生の紹介とか)
 →こうなる。メディアはお金が掛かるので、金が掛かる方法とそうでない方法という切り口もある。
 ◎メディア費用(内訳)も検討する
 →特に一人当たりの費用を出すと効率(コストパフォーマンス)がわかりやすい。
 ◎一つの案があったら必ずペアが存在する。
 ⇒効果と効率とか、客数と客単価とか、こういうもの。

●よって、説明会参加率、入学率が悪いが、その原因は説明が悪いだけでなく、
 ・講師が悪い為説明会に来ない、来ても魅力がない
 ・口コミが少なくて不安がある
 ・授業料が高い
 など色々なことが考えられる。

【反省】
思いっきり陥りやすいパターン②③にはまった…。
さすがに時系列で見る癖はついているけど、なかなかMECEで考えるということが出来ない。
「必ずペアが存在する」ということに注意していこうと思う。
その他、時間がないからとかいう理由もあって、思いついたものに妙に固執してしまう、もしくは思いついたら次が閃かないという思考形態になっているようで、これにもMECEでツリーを書く必要があった。
時間は恐らくものすごく掛かるけど、この科目は大切だからその他のやることはさっさと済ませて、なるべくこの科目と卒業研究に時間を取れるようにしようと思う。

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