2009年11月28日土曜日

PSA 演習終わり

問題解決思考の演習(プロブレムソルビングアプローチ)が終わった。

最近何度か感じるけど、MECE(漏れなく、ダブりなく)で現象を捉えて、本質的問題点を探して解決策をまたMECEで考える、という一連の流れが本当に出来ていないことを痛感している。
確かにMECEで考えるのは時間がいくらあっても足りない、ということはあるので毎回毎回は無理だけど、それにしてもこの演習といいケーススタディーといい、漏れ過ぎ…。
だんだん凹んでくる。

今回は、ビジネススクールの業績を改善する、ということを事業部長の立場から問題を見つけて解決するけれど、結論として
①講師への講師料が少なく魅力的な講義内容になっていない
②メディアによる広告宣伝費をかけ過ぎており、利益を圧迫している。
という2つが重要項目として導き出され、解決策を練ることになったが、自分は②はPL,BSを見ればわかる当たり前のことだから、もっと深いところに問題があるはずだとして①のみに注目し過ぎていた。
→どうやら、ここでもう一度MECEで考えて、イッシュ―ツリーをイメージして考えるべきだった。

ところが、解説された本質的問題は、どういう思考を取ったかというと、①と②をロジカルに考えて、また単純に合わせるだけでなく「思考を飛ばす」という作業を行って、

「魅力的な講師がいない為、口コミが少なく仕方なくメディアに頼った広告宣伝をしなければならない。よって負の循環に陥っている。」

とされた。

こうなると解決策は色々出てきて、その後の対策が簡単だった。
自分の導いた本質的問題だと、「本当にこれでいけるの?」という解決策で、的を得ていないものになっていた…。


まだまだPSAの講義は継続していくし、ケーススタディーも毎週あるので、ぼーっと考えないようにMECEを意識して取り組んで行きます。

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